本を読んだら、自分を読め

本を読んだら、自分を読め
小飼弾
朝日新聞出版
2013年2月26日読了

読んで、面白かったこと、なるほどと思ったことを書くことにする。

チャプター1
だから僕は本で強く慣れた

・自分を変える方法は、以下の3つ。
1,場所を変える
2、時間の使い方を変える
3,誰と付き合うかを変える


上記は、どれも実行するとしたら、大変だけど、これを本で代用できる。
なるほど。場所を変えるのは、なかなか面倒だけど、自分の体を動かさず、本をもてばOKなのはラク
時間の使い方は、テレビ見る時間→読書へ変更することにする。これもできそうで、続かなくなりそう。
毎日本を読み、数十分でブログへまとめる。
誰と付き合うかは、これが一番難しい。自分でも中々コントロールできないけど、これを本で代用することで、付き合う人を変えることができる。

・小説を読もう
小説は、世界の整合性に関して周到な配慮をしている。
物語に没頭することで世界を構築することができるようになる。
なぜ物語に没頭すると世界を構築できるのか?よく理解できない。
整合する世界を把握することで、自分ができるようになるからか?


・本をよめば、自分を読める
本を読むことで自分が何をわかっていないか把握することができ、学べる。


・本をよめば、世界がわかる。
本を読んでいれば、家事で家が全焼、家庭暴力等。その辺にいくらでも転んでいる。
よって、自分ばかりが不幸でないことに気付き、あまりダメージを負わない免疫ができる。
確かに自分の実体験ではないが、経験値としてためておくことができ、免疫にもなるなと実感。


チャプター2
本の読み方を変えれば、自分が変わる。

・本を読む時間がないほど働いてはいけない。

著者は、労働時間は2時間程度でオッケーと言ってます。
その根拠は、人が食べていくのに働かなければいけない時間が2時間程だったことからきています。

残りの時間は、読書にあてるべきというのが考えです。
そこまでして本を読めというのは、年間100万ページを読みこなし、自分が成長していることを実感できるからこそ断言しているのだと思ってます。


・地味なタイトルに名著が多い
遠山哲『数学入門 上下』ほんとに地味だなぁ。本のタイトルは本の中身がいいならどんなんだっていいんだよってな自信の表れの感じでしょうか?
また初版から10年経っているなら良書判定とのことです。
10年も絶版にならず販売しているということは、一定量の支持者が常にいる=読む価値がある本
ということでしょうか。


・うさんくさい本で批判の練習をする
知識または経験がないと、著者が言っていることが間違いかどうかの判断がつかない。
そんなときは、まずうさんくさい本をもとに批判の練習をしてみる。
そのときは、代替案をセットにすること。
言うだけ(批判だけ)なら猿でもできますもんね。
嫌いな著者の作品だと上記のことがやりやすいかも。


チャプター3
本屋を歩けば、見える世界が変わる。

20代こそ本にお金をつぎ込もう
『本代がない』『本は高い』というが本ほど安いものはないというのが著者の持論です。
今は相対的にものの値段が下がってきています。
現在の本の価格は、内容に比べて実に安いものナノです。
なぜケチってはいけないのか?
それは結局何倍にもなって返ってくるからです。
著者は今まで、何千万円を本代に費やしてきました。いまでは本を読んでお金をもらえるようになりました。
まずは本棚を買いましょう。


何を買うかより、何円分かうか。
本代は惜しむなということを念を押しておきます。
本を読めば知恵がつく。その知恵に客がつく。
そうすれば本代などは莫大な利子がついて戻ってきます。
本の買い方は、何万円以下でなくて何万円以上を買うと決めて書店へいくこと。
買った本は必ず読むからです。


チャプター4
アウトプットすれば知恵はもっと身に付く


・自分から「こんな本を読んだ」と発信していく

本を読む目的は、究極的には自分で自分を救うしくみをつくるため。
SNSは、本を読んだ人がどういうふうに成長していくかを観察する場として最適です。
たくさん本を読んでいるひとは、3年から5年で必ずひとかどの人物になる。

と著者は言ってくれてます。
そのために、毎日ブログを少しづつでも書いて、本を読んでいこうと思います。

・読んだ本は記録しよう
タイトル、出版者名、著者名、読了した年月日、あらすじまたは概略などを書くといいでしょう。


本を読んだら、自分を読め 年間1,000,000ページを血肉にする?読自?の技術

本を読んだら、自分を読め 年間1,000,000ページを血肉にする?読自?の技術

今日はここまで。